破戒の舞台となった街 飯山

瀬川丑松が下宿するようになったお寺はここです。
真宗寺経堂

破戒の舞台となった街 飯山

ここは幼稚園を経営しているので遊具が写っています。
車が並んでいるほうに本堂があるのですが最近りっぱにしました。
もちろんですが破戒の頃の面影は見当たりません。

街の山手にはいくつもの寺が並びます。
そのひとつ称念寺の上から眺めた飯山の街並み。


この町に住んでいた者としての「破戒」の感想を少しずつ書きます。

この小説は1906年発刊で著者は島崎藤村。
あらすじは東信(佐久とか小諸のあたり)に生まれた瀬川丑松が出自に関する「秘密」を父親から絶対に他言してはいけないと言われたのだが、その「戒め」を破ってしまう、といういわゆる「カミングアウト」の話です。

舞台は長野県下水内郡(しもみのちごおり)飯山町。
官費で、今で言う奨学金で学校をでてきた丑松は飯山小学校に赴任しています。


ここにいい写真が載っています。
町の写真ではありませんが当時の雰囲気を少しですが感じていただければ、、、

ここにいい写真が載っています。 町の写真ではありませんが当時の雰囲気を少しですが感じていただければ、、、 このページは(昭和)56豪雪といわれた時のものでごく最近のものです。 ホントこのときは大雪でした!
http://park2.wakwak.com/~do2000/minka/snow.html


このページは(昭和)56豪雪といわれた時のものでごく最近のものです。
ホントこのときは大雪でした!




雁木のある建物。お知り合いの飯山館さんです。


雁木とは雪をよけるためのアーケードのようなものです。

http://park2.wakwak.com/~do2000/minka/snow.html
↑このページの中ほどに格子戸にそって人が歩いている写真がありますが、これは飯山の町のちょうど真ん中のあたりの酒屋の前です。
場所は上の写真の旅館の近くです。この酒屋はもうありませんが。


さて(破戒の)話の終わりごろか、雪がひどくて子供が学校へ登校してこない朝の話があるのですがこのページのような感じです。飯山ではありませんが、似たようなものです。
いやこれはちょっと(ちょっと以上に)すごすぎますか、、
普段はこれほどではありません。



続きます。


タグ :破戒藤村

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2008年10月06日 Posted byマリィ at 10:54 │Comments(2)破戒の舞台となった街 飯山

この記事へのコメント
こんにちは!
飯山のことを書いていただいてありがとうございます。うれしいです。
飯山にお住まいなのですか?
私は飯山のお寺の町並みが好きです。
歴史も感じますし・・・でもどんどん飯山に住む人が少なくなって
寂しく思います。
Posted by もりひめもりひめ at 2008年10月06日 11:59
もりひめさん

コメントありがとう。うれしいです。^^

破戒、面白いです!マジお薦めです。

続き書きますので、またおいでくださいね!
Posted by マリィマリィ at 2008年10月07日 11:16
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